カクテルのスタイル

カクテルには、さまざまなスタイルがあります。
「オン・ザ・ロックス」とは、ロックグラス(正式にはオールドファッションドグラス)に、大きめの氷を入れて作るカクテルです。

「クーラー」は、ベースとなる酒に、柑橘系のジュースとジンジャーエールなどの炭酸飲料を加えたカクテルです。
ノン・アルコールのものもあります。

「コリンズ」は、コリンズグラスを用いて、スピリッツにレモンジュース、砂糖、ソーダをたっぷりと加えたカクテルです。フィズと似ていますが、フィズと違うのは、グラスが大きく、量もかなり多い点です。

「サワー」は、好みのスピリッツに、レモンジュースと砂糖を加えて、酸味と甘味を楽しむカクテルです。
アメリカでは、原則として、ソーダを使いませんが、その他の国では、シャンパンやソーダなどを加えて満たす場合もあります。

「トディー」は、ベースとなる酒に、砂糖と水やお湯を入れて、レモン・スライスを加えたカクテルです。ホットの場合は、ナツメグやシナモンなどを入れて、香りを楽しみます。

「バック」は、ワインやスピリッツに、レモンの果肉や果汁とジンジャーエールを加えたカクテルです。
「フィズ」は、主にジンをベースとして、レモンジュース、砂糖、ソーダ水を加えて作るカクテルです。

「プーススタイル」は、酒などの比重の違いを利用して、重いものから順に、グラスに静かに注いで、美しい層を楽しむスタイルです。
「フラッペ」は、グラスにクラッシュドアイスを敷き詰めて、その上からリキュールを注いで作るカクテルです